海外長期滞在 国民健康保険について

海外での長期滞在時に病院での治療等を受けた場合、海外医療損害保険に入っていない場合は、全額をご自身で負担することになります。

しかし、日本の国民健康保険の「海外療養費制度」の利用ができることを皆さんご存知でしょうか。

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海外に1年以上滞在する場合、お住まいの自治体に「海外転出届」を提出します。法的に決まりはありませんが、海外滞在1年以上が、転出届を提出する目安と言われています。

そして海外転出届を提出するということは、国民年金の強制加入義務がなくなり、さらに住民税の支払い義務がなくなります。この時、国民健康保険の資格も喪失されます。

しかしこの海外転出届を提出せず、国民健康保険の資格を保持したまま、外国で医療機関を利用した際には、「海外療養費制度」が適用されることになります。

これは治療費の一部が給付される可能性があるのです。

しかしこの制度の注意点は、日本での保険診療が標準として給付金額が決まるため、日本と異なる治療が行われた場合為替レートによって給付金額が大きく左右され、実際に支払った治療費と差が大きく出る場合もあります。

この制度を利用する方法は、海外滞在時に治療を受け、その後帰国した際に申請します。

お近くの役所にて詳しい内容、申請方法などご確認されてから、この制度を利用した海外長期滞在にするか、民間保険会社の「海外保険」に加入するかご検討ください。